ジェイアールバス関東 L537-04519/日野PJ-KV234L1+J-BUS(BlueRibbonⅡ)
川崎市交通局中古車で川崎市時代の局番はW-3357です。
2005年に鷲ヶ峰営業所へ投入された日野大型車であり
2011年に菅生営業所開業に伴い菅生営業所へと転入し
M-3357へ改番、2022年に廃車となるまで活躍しました。
廃車後はジェイアールバス関東へと移籍を果たしており
同年式の僚車、M-3358と共に2023年に土浦支店へ投入
M-3357はL537-04519、M-3358のL537-04520となって
新天地である当地にて第二の活躍を開始しています。
外観では土浦支店の路線車としてはL531-04517以来の
レシップ製の白色単色LED行先表示機が採用されており
前面はDFE-C11WW、側面DFE-C22WW、後面DFE-C33WWが
それぞれ設置されているのが遠目にも目立つ特徴です。
また側面行先表示機が前扉直後に設置されていることや
屋根のカマボコ状の通風器も川崎市らしいポイントです。
車内は上半分が象牙色、下半分が灰色の内張りとされて
床は灰茶色石目調で平滑な床材張りと明るい印象です。
座席配置は左側前半前向き1人掛1列・横向き1+1+1人掛、
中扉を挟んで後半の、段上げ部分が前向き2人掛4列で、
右側は前向き1人掛5列・前向き2人掛4列とされており、
うち2〜5列目は車椅子固定用折畳座席となっています。
座席表皮は新製当初は一般席は青色、優先席は赤色の
川崎市内の観光名所がデザインされた柄物でしたが、
一般席は青色に水色の水玉模様が散りばめられたもの
優先席は青色に水色のピクトグラムが描かれたものに
それぞれ張り替えられて落ち着いた印象になりました。
握り棒は出入口付近が橙色、他は黒色の緩衝材巻きで
車内LCDはレシップ製の15インチ・2画面仕様である
OBC-VISION”D”と、近年の土浦支店の標準仕様です。
近年の中古車入手難を反映してか経年車の投入が続く
土浦支店ですが当地での末永い活躍を願うばかりです。